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 佐山展生教授の「企業価値向上論」の1月19日(火)の授業では、最先端の分析技術を軸に世界26カ国に製造、研究開発拠点を展開する株式会社堀場製作所 代表取締役会長兼社長 堀場厚氏にお越し頂きました。「理想の会社とは」をテーマに講演いただきました。堀場様 資料

 経営は常に理想を求めるべきと説く堀場さんからは「おもしろおかしく」(Joy and Fun)を社是に掲げる堀場製作所が、優れた戦略に加えて信頼関係を大切にし、「人財」への投資に力を入れてグローバルなリーディングカンパニーとして成長を続ける理由をお聞かせいただきました。

 

 昨年に発堀場様 講義生した自動車排ガス規制の不正問題の検出に堀場製作所の機器が使用されたことが報道された際に、セールスプロモーションに使うことを禁じ、結果的にブランド価値を高めることにつながったことや、過去のM&Aの多くが永年一緒にビジネスを行い相互に理解した相手とのM&Aであったことなどの具体例を挙げて、深い信頼関係があればこそグローバルな成長を続けられることを強く語られました。

 

  新設の製造拠点HORIBA BIWAKO E-HARBORにおいて、技術の遷宮と称する大規模かつ細やかな技術の伝承を目指すとともに、琵琶湖を一望できる一番良い場所にあえて吹き抜けの階段を配置し、社員のコミュニケーションを強化していることなど、将来への布石と人を大切にする哲学を両立させていく経営のあり方に学生たちも深く感銘を受けていました。

 また、バルス仏首相とルノーの元会長であるシュバイツアー氏が京都本社に来られた時の秘話など、この場でしか聞けない興味深い話もご披露いただき、すばらしい講義となりました。