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2016年6月23日に野間幹晴准教授の「会計・バリュエーションの基礎」のゲストスピーカーとして、エーザイ株式会社の柳良平CFOに「ROE革命の財務戦略ーエーザイの統合報告の事例にみる企業価値向上策について」というタイトルでご講演いただきました。 ご講演では、CFOが知るべきコーポレートガバナンス・コードと世界の投資家の視座、伊藤レポートのROE8%とエクイティ・スプレッド、非財務資本との関係:ROEとCSR経営の同期化、エーザイの統合報告の事例、などについてお話しいただきました。 特に、残余利益モデルに基づいてエクイティ・スプレッドを定義したうえで、エーザイでは投資家との対話においてエクイティ・スプレッドを活用している点を詳細かつ熱く語られました。また直近のROEは資本コストを下回っているものの、将来の残余利益の現在価値が現在価値がプラスであるため、エーザイのPBRは1を超えているという点も非常に興味深かったです。 ご講演のあとは、企業の成長ステージとROE経営との関係や、いかにして経営にROEを落とし込んで行ったのかなどについて受講生から質問があり、ご指針の経験と知見を踏まえ、丁寧にご説明いただきました。

柳講義資料P52 柳講義資料P61