バナー

 2016年12月6日に佐山展生教授の「企業価値向上論Ⅰ」のゲストスピーカーとして、株式会社横浜DeNAベイスターズ 前代表取締役社長 池田純氏にお越し頂き、ご講演をいただきました。%e6%b1%a0%e7%94%b0%e6%b0%8f2

 池田氏は、自身の社会人経験のスタートを切った住友商事株式会社でのご経験や、「より消費者に近く、生活に近い事に携わりたい」という思いで博報堂へ転じ、官公庁や企業のマーケティングやブランディングに携わられたご経験をご紹介頂きました。株式会社東ハトのブランディングに携わった際には、同社の事業再生に携わるユニゾン・キャピタル株式会社 時の佐山教授と社内ですれ違ったエピソードなども交えご紹介頂きました。

 その後、DeNA(株式会社ディー・エヌ・エー)へご入社され、IT関連のマーケティングなどにご尽力。そして、機会を得て現・横浜DeNAベイスターズの社長にプロ野球球団の中で最年少(当時)として就任されます。学生時代から「リーダーとして力を発揮したい」と思われていた池田氏は、「社会に出てからもその思いは変わらなかった」と言います。まずは、「横浜スタジアム」(株式会社横浜スタジアム)のTOBに着手し、株主総会までの限られた時間の中、多数に渡る個人株主への説明は困難を極めたものの、池田氏自身の信用・胆力を持ってして成立に漕ぎ着けました。池田氏4

就任当時は野球については、右も左も分からない様な状況で、とにかくスタッフや選手と時にはキャッチボールをしながらコミュニケーションを取ったと言います。「ファンの回転率などの顧客情報を数値として捉えるが、現場に出て感じる事が重要で、考えている様ではダメ」と秘訣を語ります。

 また、ファンの来場者数を上げるにあたってはこの現場感にもとづいて、横浜の街と球団のイメージをシンクロさせ、各種企画チケットや、球団初のオリジナル醸造ビールの販売、女性向けには球場設備を綺麗にする等の取り組みを行い、来場者数の増加に成功されました。

 最後に、理想の経営者については、「バランスが良い人」と語り、「どんな人でも能力がある。組織全体の空気が良くなるようにモチベーションを引き出すことが肝要」と伺うことが出来ました。

%e6%b1%a0%e7%94%b0%e6%b0%8f3